2014年 07月 15日
郡司直緒美です。
関西では夏至から数えて11日目の日を半夏生(はんげしょう)と呼び、蛸を食べる風習があるそうです。
どうして蛸なのかというと、田植えを終えたこの時期に「稲の根がタコの足のように四方八方にしっかりと根付きますように」「稲穂がタコの足(吸盤)のように立派に実りますように」という願いがこめられているそうです。
今年はちょうど一週間前の7月2日だったのですが、仕事帰りに晩ごはんの食材を買いに立ち寄ったスーパーで半夏生のことを初めて知りました。
先月田植えをしたばかりの私は、「こりゃ蛸食べなきゃ!」ってことで早速買ってかえり、もずく酢、トマト、塩もみしたキュウリと一緒にあえるだけという超スピードシンプルメニューとしてわが家の食卓に並んだのでした。
蛸と言えば、関西ではなんと言っても兵庫県明石産。沖縄産のもずくとのコラボが最高に美味しかったです。先に食べた子供に「おかわりはぁ?」って私の分を狙われちゃうくらい子供にも大好評でした。
たこ焼き以外で久しぶりに蛸を味わいましたが、やっぱり大好きです。唐揚げやジャガイモとのガーリック炒めなど、色々な調理法で食してみたくなりました。
半夏生…素敵な風習ですね。
今年の秋には、田んぼの稲穂にたわわにお米が実ることを楽しみにしたいと思います。